日経255先物の自己裁量とシステムの境
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今回は、日経255先物の自己裁量とシステムの境について、です。
日経255先物に個人で投資している方の中には、自分なりにルールを設定して取引している方も多いのではないでしょうか。RSI、一目均衡表、ボリンジャーバンド等色々なテクニカル指標も、現在は豊富に、使い勝手が良い形式で手に入るようになりましたので、こうした指標に自分なりの条件設定をしたトレードをする方法もあります。また、四季報などで研究して自己ルールを決めて取引をする伝統的な方法もあると考えます。
いずれのときも、ルールを決めてそれに従った取引をするのであれば、これをシステムトレードと呼ぶのではないかという議論があります。しかし実際には、このような方法と本来のシステムトレードを明確に区分する決定的な違いがあります。それは、過去のデータにさかのぼった上での確率的な裏付けがどの程度あるかという点です。もちろん、将来の株価動向を正確に予測するのは難しいですが、少なくとも過去はどうだったかを知った上でトレードすることは極めて大事です。数字的把握、たとえば勝率は何%で、どのくらいの期間続けたときいくらの損益が出ていたのか、調子が悪い場合どの位の損失を覚悟するか、などをしっかりと知ることは、心理的動揺を防ぐ言う意味でも重要です。
とはいえ、確率的な把握の必要性は理解していても現実に実行できない事情もあり得ます。過去の発症例が少なすぎたり、データが見つからなかったり、株価として存在してもでき高が少なく実際に取引できたか疑問のあるときもあり、個別銘柄では対応できないものも数多くあります。
日経255先物取引において、自己裁量によって利益を出し続けるにはそれなりの才能が必要ではないでしょうか。その一方、特別な才能を要しないのがシステムトレードです。自己裁量での自分の限界を知って、システムトレードを選ぶ決断力と実践し継続していく意志の力という才能は必要ですが・・・。
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